こんにちは。
「ビスクドールの卵」管理人の こやぎ です。
最近のブームに乗っかってご朱印デビューしました。
伊勢神宮でご朱印帳を作ったので、ご朱印帳入れも買いました。
最近、テレビなどでも取り上げられてブームとなっている御朱印めぐり。
「趣味は御朱印集めです」と言うのも最近回りでもよく耳にします。
ご朱印帳の種類も迷うほどたくさん出回っていたのですねー。
そして、ご朱印帳入れなるものがあることも最近初めて知りました。
ご朱印帳を初めて手にして…このまま持ち歩いていたらボロボロになってしまうだろうなぁ…と思っていたんです。
そしたら『ご朱印帳入れ』まであるとは…!
そもそもご朱印とは?
御朱印は元々「納経印」とも呼ばれ、寺院への参拝者が写経を納めた時に信仰の証として頂くものでした。
御宝印や社名を朱で押した印と共に、日付や寺院、神社の名前を墨書きして下さいます。
御朱印は『ご本尊、ご神体の分身である』という考えがあり、とても神聖なものとして大切にされてきました。
現在では、寺院や神社で納経しなくても参拝の証として、お願いすれば御朱印をいただけるようになりました。
御朱印は『各社寺とご縁を結ばれた証』でもあります。
ご朱印帳入れって?
御朱印は『ご本尊、ご神体の分身である』という考えがあり、とても神聖なもの
…ということで、お守りと同じように扱います。
お守りはお守り袋に入れて持ち歩く、と同じ考えでご朱印帳も裸で持ち歩かずご朱印帳入れに入れるという考えです。
よく神社に売っているお守りもお守り袋入りのものとそうでない紙に包んだままのお守りと2種類ありますよね。
紙に包んだままのお守りは、自分のお守り袋を持っている人用なんです。
現代の私たちは毎年新しい綺麗な袋入りを購入しがちですが、昔の人は自分の着物の布やハギレでお守り袋を作って肌身離さず身につけていました。
そして中身のお守りを交換していました。
紙に包んだままのお守りの方が少しお値段がお安いのはお守り袋代金を差し引いている為です。
昔の人に習って気に入った自分だけのお守り袋を作って見ても良いかもしれませんね。
お守りのご利益もアップしそうな気がします。
ご朱印集めの魅力って?
御朱印は、印の朱と墨書きの黒とのコントラストが綺麗で魅力的ですよね。
達筆な書やデザイン性のある個性的な書など書く人によって様々で、そのアート性も人気の理由のひとつです。
実は私もこれを見てから
「人前でサラサラ楷書が書けたらカッコいいだろうな」
「冠婚葬祭の際、毎度下手くそな字に悩まされることもなくなるとしたら最高だろうな」
とペン字を習いたくなりました。
珍しい御朱印も人気で、見開きのものや、絵付きのもの、夏詣の時やお正月など期間限定のもの、印が動物のものなどがあります。
同じ場所、日付であっても書いて頂く方により御朱印の雰囲気は全く変わります。
そして、その場で墨書きしたものなので、世界にひとつ。
同じ物も存在しません。
御朱印は普段よく参拝する寺社や、観光先など様々な場所で頂けますが、中には頂けないところもあるので、ご朱印帳に印を押してもらえるかどうか行く前に事前に確認をするのがベストです。
後で御朱印帳を見返したとき、参拝したときの旅の思い出や、そのときの気持ちに浸ることもできますね。
それでは、寺院と神社のご朱印の見方をそれぞれ見ていきましょう
寺院と神社のご朱印の違いって?
【寺院の場合】
寺院の御朱印は、三ケ所に御朱印を押しているところがほとんどです。
右上、中央、左下に押印します。
中央には、御本尊の名称と御本尊を表す「梵字」が入った御宝印を押してあり、寺院の御朱印の特徴です。
また、右上には寺院の称号である山号印または、何番目の礼所であるかが押印されています。
左下には、寺院の名称と寺院名の印が押されます。この印は四角い朱印であることが多いです。
【神社の場合】
神社の御朱印は、印が一つか二つであることがほとんどです。名称も分かりやすく、比較的シンプルなのが特徴です。
神社によっては、朱色以外の印や動物をモチーフとした印もあります。
ご朱印帳って両面使えるの?
裏面にご朱印を書いていただく事は、失礼には当たりません。
ただし、ご朱印帳は2種類のタイプがあり、滲みやすさにも違いがあります。
まず1つ目は、蛇腹折りタイプの御朱印帳。
最初のページから順に書いていくので、今までの参拝した証がひとめでわかります。
また、御朱印を書く人が書きやすいというメリットもあります。
和紙が二重になっているので、裏面に滲みにくく、裏表にそれぞれご朱印を書いてもらえます。
書によっては裏面へどうしても滲んでしまう場合もあるので、滲みが気になる方は、片面のみの使用にしましょう。
2つ目は、ノート式。
ちなみに、ノート式はお勧めしません。
ご朱印には書き置きと言うものもあり、書き置きは自分でご朱印帳にのりで貼り付けます。
書き置きが多くなると厚みが増し、扇のようになってしまいます。
寺院仏閣、宗派などで分けるべき?
日本では昔から神仏習合という考えが一般的で、御朱印帳を寺院と神社で分ける必要はありません。
しかし、実際は寺院と神社の御朱印が一冊に混在する場合、ご朱印を書いてもらえない場合もあります。
したがって分ける必要はありませんが、寺院用と神社用に御朱印帳を分けた方が賢明です。
ちなみに伊勢神宮は混在しているご朱印帳には書いてくれません。
ご朱印は単なるスタンプではなく、御本尊、御神体の分身であるとても神聖なものです。
ですから、御朱印を頂くには、それなりの作法があります。
ご朱印を頂く作法とは?
・先に参拝をする
・御朱印帳は神棚などで大切に保管する
・ご朱印は、全ての寺院でもらえるわけではないので、事前に貰えるか調べる
偶像崇拝を禁止している浄土真宗本願寺派や大谷派では、御朱印を授与しないことを方針にしているそうです。
他の宗派でも御朱印を頂けない場合があります。
もし参拝して御朱印を頂けないときも、せっかく来たのだからと無理を言わないこと。
参拝する寺院や神社について、あらかじめ勉強しておくといいですね。
頂く御朱印に対する、思いやありがたさもより深くなります。
伊勢神宮 外宮と内宮のご朱印
…ちょっとイメージと違いました。
シンプル過ぎない?
初めてご朱印を貰った素直な感想です。