「ビスクドールの卵」管理人の こやぎ です。
このお人形、何て言うか知っていますか?
ペニードール って言います。
アメリカで「ペニー・ドール」と呼ばれているとても素朴なこれもまたビスクドールです。
素焼きの上に絵付けして焼成されたものです。
中には絵付けをしただけのものもあります。
ビスクドール制作を始めた頃、目開をしてガラスの目玉を入れるビスクドールの方が凝っていて好きで、描き目のビスクドールには全く興味がありませんでした。
でも、不思議ですね。
これもまた、たまたま元になる素焼きのお人形をいくつか頂き、試しに自分でも描いてみることにしたんです。
そして、実際には描いて見たら楽しかった。
そして、そして
お人形の顔を描く方が意外にも自分は得意?なことを発見しました。
完成させたペニードールのいくつかをご紹介します。
ペニードール 名前の由来
このお人形は、1920-30年代(大正から昭和初期)にかけて日本からアメリカへ輸出された人形です。
お人形好きさんは
「あれ?このお人形アメリカのなのに日本でも見たことあるような…?」
って思っていたりしませんでしたか?
元はメイドインジャパン。
だから日本の昔のお人形にも似たようなのがあるんですね。
「ペニー」とは1セントの意味。
実際に1セントで売られていたかどうかは不明ですが、子供たちにとってはきっと入手しやすい値段だったのでしょう。
1セントで買える小さなお人形、と言うことで多くの人に身近で愛されたお人形です。