こんにちは。
「ビスクドールの卵」の管理人の こやぎ です。
そもそも ビスクドール って何でしょう?
アンティークドールと ビスクドール そして チャイナドール って何がどう違うの?
高校3年生の進路を考えた時、私が最初に思った疑問でした。
今日はそんな素朴な疑問について解決したいと思います。
ビスクドールとアンティークドール チャイナドール は同じもの
ビスクドールとアンティークドール
そしてチャイナドール
呼び名が違うだけでほぼ同じお人形のことを指しています。
ビスクドール(bisque doll)は、19世紀にヨーロッパの階級の高い貴婦人やご令嬢たち(お金持ち)の間で流行したお人形です。
アンティークとは約100年以上経過した品物のことを指しますので、100年以上経過した古いお人形のことをアンティークドールといいます。
故に19世紀に流行したビスクドールは100年以上経過していますよね。
ビスクとは陶器と言う意味ですので、陶器で出来たお人形ということになります。
チャイナドール(China doll )も磁器人形という意味です。
そのチャイナドールは1840年代ドイツで作られていました。
古さで言ったらドイツのチャイナドールの方が古いのですが、フランスのお人形のブリュとかジュモーのお人形がビスクドールの代名詞のようによく挙げられていますよね。
気品ある愛らしい顔立ち、豪華な凝った衣装がやはり魅力的だからでしょうかね。
でも、そのビスクドールの元となったのが日本の市松人形とも言われています。
ファッションの国ヨーロッパでのお人形の役目は、元々人間用の受注ドレスのサンプルを着せるためのものでした。
人間用のドレスをミニチュアにして人形に着せて受注を行なっていました。
それが日本の市松人形とサンプルを着せていたファッションドールとが合体してブリュやジュモーなどのビスクドールとして階級の高い層の玩具ドールとなりました。